ある日森の中

花咲く森の道でくまさんに出会った

ゴメンねクマさん

今日もまた失態のくまさん・・・

今度は愛クマ2号とのお話。

ガーン!

今はきっとそういう周期なのでしょう。


ちょっと胸が苦しくなって、ドキドキが止まらなかったけど

でも、あんずは諦めずに

思いの丈を素直にきちんとくまさんに伝えることにしました。


そして、くまさんは少しトンチンカンな答えを交えつつも

でも、あんずと真摯に向き合おうとしてくれ

一生懸命に答えてくれましたので

もうこれ以上は、何も言わないという心境に達しました。



そもそも、

くまさんには愛クマたちがたくさんいて

それを承知で勝手にくまさんに近づいたのはあんずのほう。


くまさんのあんずに対する言葉や行動だけを

ただただ信じて、心の繋がりを一番に考えて行こうと

決めたのはあんずだったのに。


よくよく考えると、

くまさんは最初から何も変わっていないのに

勝手にくまさんを悪者に仕立て上げ

自分の不安や嫉妬心をクマのせいにしようとしていた

そんな愚かな自分が恥ずかしい。



もうやめよう。



「本当に今心の底から会いたいのはあんずだよ。」


「あんずは何も心配しなくていいんだよ。」



そんなくまさんを信じられず

一体この先、何を信じられるでしょう・・・



最近のあんずは自分を見失っていたようです。



『ゴメンね、くまさん。』


くまさんになら、たとえ裏切られてもかまわない・・・

そんな風に思ってた自分を忘れてしまってました。