ある日森の中

花咲く森の道でくまさんに出会った

あんずの心 #3

優しいウソも

簡単に見破ってしまう自分の鋭さがイヤになる


大好きすぎて

貴方のほんの些細な変化にも気づいてしまう

自分が本当にイヤ


気のせいなら良いのに

勘違いなら良いのに


なによりも

貴方の言葉が真実だと

素直に受け入れられたら

ただそれだけで良いのに。。。



信じられずに

懐疑心に押しつぶされて

苦しくて泣きたくなる自分が本当にイヤ

イヤイヤイヤだ

大嫌い




あ〜〜〜〜〜〜〜

でも

ここに書いてちょっとだけスッキリ?



早く

この気持ちから解放されたい!




くまくま

バカくま


嘘つくならもっと上手に嘘ついてよ!!!


バカ

くま


でも

スキ

くまの魅力

くまさんの素敵なところは

そのアンバランスさにあるのかもしれないですね


くまさんはビックリするほど頭が良くてものすごく物知りで

普通の人が出来ないようなお仕事をしている

地位も名誉もある素晴らしいクマ


それなのに

すごい寂しがりやで甘えん坊

とっても繊細で優しくて

困った人を見るとほっとけないお助けクマ


そんなくまさんだから

あんずのことも

いとも簡単に懐へ入れ

広くて温かいクマの心で包んでくれている



決して驕ることなく

誰よりも素直で純粋で

もうこんな素晴らしいクマ見たことない!

と思う反面

時々びっくりするくらい

どうしようもない変な女に引っ掛かっかたり

騙されたり、ハマったりしてるけど。。。



まあこれも全部含めてのくまさんだから

こんなクマを素敵だと思えてるうちは

まだまだあんずの恋心は大丈夫そうですね

あたふたクマさん

「ど~しよう、あんず!」


くまさんはどっしり構えた大きなクマなのに

すごく繊細で、時々、いろいろなことすごく心配する。


でも大丈夫。

あんずが居れば心配ない。

大抵のことは、あんずがお話しを聞いて

『大丈夫だよ。』って言うと

くまさんはすっかり安心して落ち着きを取り戻す。



なんであんずはいつも大丈夫なの~?

どうしてそんなに揺るがないの~?



それはね、

あんずはいつも無理しないから。

自分の力ではどうにも出来ない

不可抗力な出来事には立ち向かわず

受け入れる。

そしてね、

今、自分に出来ることを最大限にベストを尽くしてやるの。

だからね、

自分で選んだ今という時間を一生懸命過ごしてるから

どんなに不安な世の中であったとしても、不必要に怯えなくてもすむんだよ。

あとは、

自分の想いを信じることかな?

今はくまさんのことをすごく大切に想っていて

毎日くまさんの幸せを願わない時はないの。


誰かを想って過ごす時間って

すごくすごくあんずを幸せにしてくれるんだよ。



ありがとう、くまさん。

あんずに出会ってくれて・・・